正直に告白します。 僕の愛車であるロードバイクは今、玄関で静かにホコリを被っています。
ここ1〜2年、ほとんど乗っていません。 「なんだ、乗ってないのかよ」と思われたかもしれません。
でも、このバイクがなければ、僕は間違いなく**「4ヶ月で18kg減」**というダイエットには成功していませんでした。 僕が一番重く(98kg)、一番苦しかった時期を、文句ひとつ言わず(パンクひとつせず)支え続けてくれた戦友。
それが、Trekのグラベルロード**「Checkpoint(チェックポイント) AL3」**です。
今回は、体重100kg目前の男がロードバイクに乗るとどうなるのか。 多くの人が心配する「タイヤのパンク問題」や「お尻の痛み」、そして僕がたどり着いた「快適に通勤するための装備」を全て話します。
なぜ「普通のロードバイク」ではなく「グラベルロード」を選んだか?
僕が選んだ「Checkpoint AL3」は、いわゆる**「グラベルロード」**というジャンルの自転車です。 タイヤが太く、砂利道(グラベル)でも走れるように頑丈に作られています。
ネットを見ると「体重が重いとパンクしやすい」「スポークが折れる」といった怖い話をよく目にします。 正直に言うと、当時の僕はそこまで「重さによる破損」を心配していませんでした。
僕がグラベルロードを選んだ理由はもっと単純で、**「通勤路の段差が嫌だったから」**です。
日本の車道は、路肩が狭く、歩道との段差が意外と多い。 「あのガタン!という衝撃をいちいち気にするのはストレスだなぁ」 「どうせなら、砂利道も走れるくらいタフなやつがいい」
そう考えて選んだのが、このCheckpointでした。 結果的に、この選択が**「デブの自転車選び」として大正解**でした。
実は「重量制限」ギリギリだった? Trekを選んでよかった理由
後から知ったことですが、ロードバイクにはメーカーが定める**「重量制限」**があります。 中には「ライダー+装備で100kg以下」を推奨する軽量バイクも存在します(例:YONEXなど)。
当時の僕は98kg。自転車本体や荷物を合わせれば110kgオーバーです。 もし、見た目だけで華奢な軽量ロードバイクを選んでいたら、メーカー保証外となり、段差でパンクや故障を繰り返していたかもしれません。
しかし、僕が選んだTrek Checkpointの重量制限は**「125kg」**。 (ソース:Trek公式サイト仕様表より)
98kgの僕が乗っても、まだ10kg以上の余裕がありました。 だからこそ、2年間往復1時間の通勤で、一度もパンクや故障のトラブルに遭わなかったのです。
「細かいスペックを見るのは面倒くさい」 そんな人は、黙って**Trekのグラベルロード(またはDomaneなどのエンデュランスロード)**を選んでおけば間違いありません。彼らは僕たちの体重を余裕で受け止めてくれます。
最初の試練:「お尻の痛み」問題
頑丈なバイクを手に入れても、次に待っている試練があります。 **「お尻の痛み」**です。
これはもう、はっきり言いますが最初は痛いです。 サドルは硬いし、そこに98kgの重力が一点集中するので、初日は「お尻が割れるかと思った(元々割れてますが)」というレベルでした。
どうやって解決したか?
最初はクッション入りのサドルカバーを付けましたが、気休め程度でした。 本当の解決策は、以下の2つです。
- 慣れ(最重要): 2週間も乗れば、お尻の皮が強くなり、痛みを感じなくなります。
- 体重分散: ドカッと座るのではなく、腕(ハンドル)と足(ペダル)にも体重を分散させる乗り方を覚えること。
痛いのは最初だけです。そこさえ乗り越えれば、快適な通勤タイムが待っています。
「暑さ・寒さ」との戦い
自転車通勤は、自然との戦いでもあります。
【夏のリアル】 走っている間は風が気持ちいいですが、信号待ちは地獄です。一気に汗が噴き出します。 そのまま仕事をするのは不可能なので、職場に着いたら**「冷房の効いた部屋で全着替え」**が必須でした。汗拭きシートと着替えのシャツは、夏の必需品です。
【冬のリアル】 朝、布団から出るのが億劫なように、走り始めの5分間は寒くて心が折れそうになります。 でも、10分も漕げば体はポカポカになり、会社に着く頃にはむしろ汗ばむくらいになります。 「暖房いらずの自家発電」。冬の自転車は、実は意外と寒くないんです。
【神アイテム】一番買ってよかったのは「オープンイヤーイヤホン」
ウェアやライトなど色々買いましたが、僕の中で「これがないと続かなかった」というベストバイ・アイテムがあります。 **「SHOKZのオープンイヤーイヤホン」**です。
耳を塞がない骨伝導タイプなどのイヤホンなんですが、これの何が良いかと言うと:
- 外の音が聞こえる: 車の音や周囲の音が聞こえるので、安全に走れる。
- 退屈しない: 往復1時間の単純作業が、YouTubeのビジネス動画などを聞く**「学習タイム」**に変わる。
「今日はあのチャンネルの続きを聞こう」 そう思うことが、雨の日や疲れている日に「自転車に乗るモチベーション」になってくれました。
【重要】今買うならどのモデル?(AL3は廃盤です)
僕が乗っていた「Checkpoint AL3」は数年前のモデルなので、現在は生産終了しています。 「じゃあ何を買えばいいの?」という方のために、現在のTrekラインナップでの正解を紹介しておきます。
今のTrekは、目的別に以下の2つのシリーズがおすすめです。
1. 通勤・通学メインなら:「Domane(ドマーネ) AL」シリーズ
今の「Domane AL」はタイヤが32c〜38cと太くなり、実質的に僕が乗っていたCheckpointと同じくらい頑丈です。 舗装路も軽快に走れるので、自転車通勤で痩せたいなら間違いなくコレです。
2. 本格的に砂利道・キャンプに行くなら:「Checkpoint ALR」シリーズ
僕の乗っていたALシリーズの上位版です。より本格的なグラベルロードで、荷物をたくさん積んでキャンプツーリングに行きたい人向けです。
役目を終えた相棒へ
冒頭で言った通り、痩せてからは自転車に乗る頻度が減り、今はホコリを被っています。 でも、それは**「彼(自転車)が役目を全うしたから」**だと思っています。
98kgの僕を乗せて走り続け、71kgになるまで脂肪を燃やしてくれた。 ダイエットというプロジェクトを成功させるための「最高の投資」でした。
もしあなたが「太っているから自転車は無理かも」と迷っているなら、大丈夫です。 Trekのバイクは、僕たちの体重を余裕で受け止めてくれます。



コメント